市場を「統制」しようとしたソ連のスターリンや日本の徳川家はその後どうなったか?】

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53 回【メルマガ・ステップメール・メールからフューチャーマッピングから学んであなたの身を守る課題】
500通のメルマガ、メールからスーパーエネルギーマネージャー高峰が選んだ1通を紹介します。


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どうも◎◎です!


高峰関次郎さん、こんばんは!


さて、前号で副島先生の最新言論について扱いました。

まあ最近日本がおかしくなっているな・・・なんて思います。


私はやはり自由をこよなく愛するのですが

一方自由の反対って全体主義でありますが、だから

私は反全体主義の考え方なのですが


この全体主義、世の中の空気とか常識とかそうあるべきこと

みたいのに合わせることがここ最近すごい社会の「空気」の中で

強制されつつあるように、感じます。



さて、それで私なんかはこういう流れを感じていまして

だからこそ「資本主義とは何か」ということを


これからもっともっと書いていかないといけない、と

思って最近「資本主義とは何か」について書いております。


私たちはお金稼ごうとしてるわけですがその

資本主義の精神とかルール、考え方とかをやっぱり

理解する必要があると思うのですね。


それを理解して投資でもビジネスでもせどりでも輸入ビジネスでも

やればかなりの確率で道を切り開けると思うんです。


地力ってのが出来てくるから。




さて、それで前回までで資本主義とは何かシリーズで

かなり多く書いたのですが


コピペするとかなりの量になってしまうので


一応PDFにまとめました。スマフォでも読めると思うんで

大体30分~1時間くらいで読めると思います。


こちら


↓↓

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   今までの資本主義とは何か?シリーズのPDFまとめ


1【インターネットの登場が 「人類に初めての資本主義」をもたらす】 




2【資本主義の「市場」には法則がある、と言う話】


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さて、それで今日はこの2つを踏まえた上でさらに

考えて生きたいと思います!!




それで前回に【資本主義の「市場」には法則がある、と言う話】

を扱ったわけですが


今日は


「じゃあ、その法則を無視したりねじまげたりした

為政者たちはその後どうなったのか??」


という歴史について考えて見ます!!



簡単に言いますと歴史のどの事例を見ても


「市場を支配しようとした為政者は


必ず=100% 失敗してきた」


という「動かしがたい歴史」があるんですね。


こういうのは日本のマスコミでは絶対報道しないわけですね。

なぜか?

自分たちがその市場の違法操作というのを行っているからです。


それは人々の貧困化を招くのですが

その責任が自分たちにある、とこの辺を知られると「ばれて」

しまうから 大衆に知らせない、ということをしております。


だから私が書くんです。


さて、それでこの「市場の法則を無視して市場を支配した人」

として今日は


1スターリンの事例


2日本の徳川家の事例


をみたいと思います。


いったい彼らは「本来は自由取引の市場を統制しようとして

どうなったのか??」


ぜひ知ってほしいです。


今の日本も同じことをやってるから

このスターリンと徳川家と同じ運命をたどるというのが

なんとなしに分かってくるかと思います。



さて、それでスターリンなんかは結論から言うと

経済法則を無視して

報復を受けたわけです。



PDFにしている前回の「資本主義には「冷徹な」市場法則がある」

これを理解しないで


市場に今の日本政府のように「命令」ばかりしていると

必ず「経済の報復 revenge by economy」を受けます。



これがまさにスターリニズムってやつ。



それで安倍首相なんかはよくスターリンにたとえられるけど

やってることはあまりにも似通っておりますよね。

スターリンが権力を握ったときも同じだったんですが


何が何でも社会主義に突進していこう、としたわけです。


が、スターリンのときに「困ったこと」が起こったんですね。


というのは「そこになんもなかった」からです。


資本はないわ、技術がないわ、これは困ったとなりました。



マルクス論の「社会主義革命」なんかでは聞いたことがあると

思いますが、


まず資本主義が成熟して、そんでもって高度に発達した

生産力が資本主義という生産関係に入らなくなって


そんで「革命」が起きることになっております。


なっております、というかマルクスと言う人はそういう

時系列で大衆をそう洗脳することを任務としていた

頭の良い学者さんであろう、と私は考えております。


今の日本でも


「金持ちと貧乏に格差がひどい!格差是正!

だから金持ちに重税かけて資産を奪い取れー!!」


とやっておりますね。


これを扇動している人たちはまさにマルクスの社会主義革命というのを

目指す人たちですが


が、実際にスターリンが権力をにぎったとき

「あれ、マルクスさんの言った事とちがくね??」


ってなったわけです。


資本がない、技術がない、となっていたわけです。


マルクスさんの言うとおりだと

それを継承するはずだったのに。


だから面白いことにこの社会主義革命ってのは

成熟した資本主義の国どころか


最後進国のロシアで起こったわけであります。


ここでスターリンってのはとりあえず技術も資本もない

となりましたが


もう権力握っちゃったものだから

とりあえず5カ年計画ってのを強行しまくったのですが


そこで強引に引き継げなかった「資本」と「技術」ってのを

無理やり作ってしまおうとしたわけですね。



が結果どうなったか?というと

「未完工事ばかり」になってしまったのです。



スターリンは当時「計画」はしてみたものの

上に書いた「市場には 人間ではコントロールできない

法則がある」


というのを知りませんでしたから、もしくはそんなことに

目をくれませんでしたから


この市場には法則がある、ってのを無視したわけですね。


それでとにかく工事をやりまくったわけです。


あ、今の日本も工事やりまくってますね・・・

偶然の一致にしてはなかなか似すぎております。



さて、それで計画を立てるためにはまずはそこで作動している

市場の法則を理解しないといけないのですが


が、スターリンはこの市場の法則を知りませんでした。


まったくもって「たぶんこれうまくいく、そうに違いない」

こういうノリで命令を下していったわけですね。


全然市場を理解しないで命令や統制ばかり進める

今の日本の官僚のあり方に非常に、すさまじく似ております。



が、そんな命令ってのは前にいったように

私たちは、彼らは、市場に「疎外」されているのだから

そんな命令実現されないわけです。



だから大体は未完工事で、工場が完成することはめったにないのですが


たまーに完成してもその工場は動かないし


全然稼動もしない、利益も出さない、となったわけです。



投資をいくらしてもいくらしても工場や施設は稼動せず

そこから「資本」が生まれることはありませんでした。


スターリンが死んだ後もゴルバチョフが同じようなことを

しましたが結局市場の法則を理解していなかったため

うまくいきませんでした。


そしてその「投資」はまったく意味ない感じで

消え去ったわけですね。


今の日本も無駄な道路や防波堤を作りまくっておりますが

これは実は同じ運命をたどります。


「投資したけどその投資の費用対効果がゼロ」

という投資になっていくのですね。


歴史の法則に沿って。


なぜ こんなことに当時のソ連がなったのか?というと

それは「命令さえしていれば経済はコントロールできるのだ」

という大きな思い上がりがあったわけですが


そこには経済現象を分析して、市場法則を理解して

仕掛けていくという姿勢が全くなかったわけですね。



結果経済を動かそうとして、そしてスターリンはソ連は

敗北しました。




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日本の徳川時代もスターリンと同じことをしていた

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さて、それで日本のことも知らないといけません。


徳川時代の話ですね。江戸時代の話。


まず当時幕府が困っていたのは

米の価格の制御でありました。


いや、制御なんて書いていますが制御できないんですが

彼らは制御したいと思っていました。



すでに米の市場というのは当時あったわけですけど

元禄~享保くらいまでは米市場ってのは上昇トレンドだった

そうです。


が、これが下落していきました。


この米価格の下落というのは大きな問題になっておりまして

当時の武士の給与ってのは「米」で支払われていたわけですね。


米を今の日本円に置き換えると分かりやすい。


この米価格がどんどん下落したものだから

武士たちは困りました。


米で給与もらってるのにその米に価値がない

となってきたわけです。


今までは一定量の米を出せばいろいろな商品と交換できたのに


米価格が下落して

武士たちも米で支払おうとするけど

「そんな量の米じゃうちの商品はあげないよ!

米なんて価値がどんどん落ちてるじゃない」

なんてなったわけですね。



それでここでスターリンの事例のように

「米価格を吊り上げようとした」

のが徳川吉宗(よしむね)でありました。


ちなみに今の安倍首相や黒田なんかも必死に


株価をあげようとしておりましたが

数百年やっても やってることは同じですね。



それで当時武士たちが困っていたのは

円安ならぬ「米安」でした。


米の価値がどんどん落ちてしまったので

それなので、米に対して他の生活物資の物価が

かなり高くなってしまったわけです。


特に享保8年の1723年には

銀価格が暴騰しまして、


この「米安」はさらに進みまして

米に対するほかの生活物資の価格はどんどん

高くなってしまったわけです。



これは「アベノミクス」を通じて円安が進みましたが

たとえば昔は牛丼が250円だったじゃないですか?


これが円安後は

380円とか400円になってしまったわけですが


これにすごい似ていますね。


当時はさらに米安(こめやす)が進んでいたみたいです。



それで当時の江戸町奉行の「役人」で

大岡 越前守忠相(おおおか えちぜんのかみただすけ)

というのがいたのですが



こいつは本当におろかな役人でして、今の日本の官僚に

この魂がつながってるわけですが


どうも町奉行所に両替商を呼び出させて


「おい、おまえら、銀相場があがりすぎだ、

だから米価格がさがって大変だ。


だから銀相場を引き下げろ」


と「命令」を下したわけです。


当時この役人である大岡は

「おれら権力者が命令すれば銀相場なんて下げられるのだ!」


という傲慢さがあったわけですが


この辺はまさに今の日本の安倍首相とか黒田日銀総裁と

考え方は一緒ですよね。


「市場は統制してうまくいく」と信じ込んでるわけです。




が、当時の両替商たちは

「いや~銀価格が高いのは 人為的なことじゃなくて

相場のなりゆきだから 仕方ない=人間じゃコントロールできないよ」


って答えているわけです。


この両替商たちは当時の銀行家にあたりますが

彼らは「市場法則」が見えていまして


今で言うダウ理論とかそういうのを「波」で理解していた

わけですが


このとき役人の大岡はこの「市場法則」が見えなかったわけです。



また当時上記の役人大岡よりもひどいのがいて


こいつの名前が「水野忠邦(みずの ただくに)」という

人でした。


当時 給料であった米の市場価格がどんどん安くなって

米安になっていたわけですが


これで武士の生活が困窮していたわけです。


日本人も以前よりの「円安」で困窮しておりましたが


これと同じで当時の武士も「米安」で困窮していたわけです。


ほんと、似ていますよね。1700年代の話ですが

300年経っても日本人は同じ苦しみ方をしている。



それで当時支配階級であった武士の貧困化で

士気の退廃ってのは最高度まで進んだと言います。



それでもう「ここまで今の日本と一緒なのか」と驚くと

思いますが


当時の幕府も諸藩も財政破綻状態。


破産寸前。



それでここで水野忠邦は「なんとかしないといけない」

と考えたわけですが


この辺はまだだから 「なんとかしないといけない」

と考えた水野忠邦は 今の財務省なんかよりは


すばらしいわけですが(こんな状態で増税はしていないようです。)


彼なんかは「そうだ、今の財政危機の問題は

米価があがって、他の物価があがる!ここが問題だ!」


と思っちゃったわけですね。


この水野にしても「市場は支配できる」

「市場はコントロールできる」

「市場は統制できる」


と考えちゃったわけです。



当時の水野忠邦はそう考えて経済統制をしてみたわけです。



そしたら結果・・・



「大失敗」


になりました。



まさに2016年の相場に見られるような

そしてこれからさらに見られるかもしれませんが


「市場の大復讐」をうけたわけです。



まず最初に米価格ってのが基準の物価として

他の物価と相関して動くうちはまだ良かったのですね。



が、市場統制を重ねるうちに今まで相関関係にあった

米価格と他の商品の物価ってのが


どんどん相関関係がなくなってきまして


米価格は下がるのに、他の物価は下がらない

という傾向がどんどん強くなっていったわけです。



当時の幕藩体制で収入はどんどん減り、支出だけが

どんどん増加していきます。



そして結果財政は破綻しました。


そして武士は貧困化します。


が水野忠邦は「あきらめません・・・」


たぶん庶民から「お前早く引退しろ」と思われていたことは

想像に難くないけど


水野はそこで考えます。



「うーん、なぜ物価が下がらないのか。

わかったぞ!これは富裕層どもが華美な風俗を楽しみ

贅沢しているからだ!


そうだ、そうに違いない!この格差許してなるものか!


ならば生活を統制して贅沢をさせず、

贅沢するやつは追放だ~~」


とやったわけです。


この贅沢するやつは悪者、という考え方は

もろに今の日本の財務省と一緒ですが


もうDNA的に当時の水野の考え方ってのは後世の

日本官僚機構に受け継がれています。



そして水野は「物価を下げるためには贅沢を禁止する!」

とやりだしたわけであります。



まず社会には法則があります。

この法則というのは自然法則のようにすごい客観的で

「人間にはどうしようもないこと」であります。



「贅沢は悪いことだ、やめなさい」


なんていわれてもいったん身についたその贅沢は

命令されてもどうにもなりません。


華美な華奢(きゃしゃ)な生活を取り締まる

ということを水野は当時やったのですが


これが「華奢禁止令」でありますね。


こういうのを日本の学校は教えません。


ちなみにまさに今の日本でもこの「華奢禁止令」に

近い状況になっておりますが


いろいろな贅沢や性産業を警察がつぶしまくっておりまして

またテレビなんかで「派手な」生活をしている

起業家を国税庁を作ってつぶしたりしておりますね。


「贅沢は敵だ~」と今の日本でもやっておりますが

あまりにも水野がやってることそっくりです。



それで当時1841年に水野は

衣食住から娯楽・文化全般にわたって

禁令をとにかく命令しまくったのですね。


「贅沢しているやつをつぶせ!」であります。


今で言えばベンツやBMW乗ってたらぶっつぶせ、

贅沢禁止!とやった。


これはだから日本の文化大革命ですね。


それで今なんかも贅沢ばかりしていると警察に

取り締まりされたりするような流れがあるけども


当時も庶民生活の隅々まで

「社会統制」を行いました。


これからの日本でも警察がスマフォの使い方ひとつ

歩き方ひとつで統制をかけてくるでしょうが


当時もどんどん「取り締まった」わけですね。



ここで華美な風俗文化を取り締まりまくりまして


その結果商売がなりたたなくなって

首をつる職人が続出しました。


また女たちは商売が出来ないから子供を捨てまして

捨て子も増えました。


またいわゆる「囮捜査」をおこなって風俗取締りを

今の日本の警察のように行い、


そしてどんどんと風俗文化を取り締まったわけですね。


この結果どうなったか?というと


江戸も京都も大阪も、火が消えたように不況になりました。


この歴史の教訓から学べることは


「警察権力が商売などの統制に圧力をかけて

自由商売を弾圧していくと、そこでは

経済が死ぬ」


という部分ですね。


今の日本なんてまさにそうではないでしょうか??


あ、そうそう、ここで私がよくいる韓国の話をするけど

韓国ではカラオケがあります。

日本でもカラオケがありますね?


日本のカラオケはまさに「歌うところ」なんだけど

韓国とかのカラオケは日本でいうキャバクラなわけです。


ここでねーちゃんを呼んで韓国人たちはみんなで

遊ぶ。


こういう文化があります。


だから夜の街は地方都市でもかなり明るいんですよね。

私が最初日本を出てびっくりしたのはここでした。


「夜が明るい・・・」っていう。


一方日本でこんな商売を営んだ店主がいたらどうでしょう?


即通報。即逮捕ではないでしょうか?


実は日本というのは警察の力があまりにも強い国で

人々の自由な商売というのが認められておらず


これが本質的な経済不景気の原因にある、ということは

知っておいたほうがよいです。


たとえばアジアの新興国では道で商売を営むおっさん、おばはんが

沢山います。


彼らはそこで経済の中で価値を作り上げ商売をしています。


が、日本でそれをやればどうでしょう?


警察が来て、これまた逮捕です(笑)

道路交通法が適用されるでしょうね。

あと最近は警察が「歩きスマフォ」を規制して

新しい利権を作りたがっておりますが


これで道端でスマフォが取り出せないとなってくると

そこでおそらくオンラインのアプリ会社は


人々の時間の占有率が減ってしまうので収益を落とします。


そういえばラインの株価がかなりさがっていますが

偶然でしょうか。


こうやって


「経済は社会統制すればするほど衰退する」


であります。



当時の水野は今の日本の官僚たちと同じでここに

気づかない、そこに気づこうとする優しさがなく


傲慢さが彼を支配していたわけですが


そこで市民の娯楽を取り上げ、出版物も検閲をし

統制をしました。


今の日本とそっくりである。


当時の水野はこの「華奢禁止令」を出して

それで贅沢をさせないようにして


都市住民の生活水準を切り下げるということを

考えたわけですが、ある意味共産主義的ですが


それで物価が引き下がると考えました。


しかし人々の恨みつらみの声はどんどん大きくなるのに

物価はなかなか下がらないとなりました。


「なぜだ、贅沢を禁止させても物価は下がらない

なぜだ!」


と水野は逆切れするのですが


そしてこいつはどうしようもない役人ですから

次は市場価格に命令を下す。


市場法則なんて無視しまして

「俺ら政府が相場を作ってやる~~」


とやりました。


これまた今の日本政府のGPIF=年金基金を

株式市場に突っ込みまくって市場操作してやる~~


っていう姿勢と全く一緒です。


あ、面白い偶然があってGPIFのCIOも水野さんですね・・・



さて、それでここで権力者が勝つか、市場が勝つか?


の一騎打ちになりました。



それで水野はとにかくいろいろな物価を引き下げさせました。

強引に。


自由市場を無視して「価格統制」をしようとしました。


今の日本の官僚と似てます。



これはどうなったのか?ということなのですが

この国家による過剰な市場干渉によって


市場は大いに抵抗しました。


そして物価統制は全く機能しなくなった、んです。


たとえば価格を下げろ、とやったら

価格は確かに下がるのですが商品は小さくなりました。


また誰かがその国家に命令された価格で売ろうとすると同業者が

「おまえ、ふざけんな」となりました。


市場はあくまでも市場の法則に乗っ取って動こうとしまして

その結果統制は機能しないのでありました。



そして水野忠邦は完全に市場統制に失敗したために

罷免ひめん されて


それで結局市場を散々かき回して

死にました。


水野忠邦の当時の傲慢さというのがあって

それは


「市場は統制できる!俺ら政権為政者があやつれば

市場は統制できるのだ~」


というのがあったわけですね。


これは今の日本政府でも「株価なんて政府が買い支えていけば

勝手にあがるのだ~どうだ見たか~」


とやっていますが、早くも崩壊しだしております。


結局水野忠邦が市場を統制しようとしたけど


冷酷にスターリンの事例と同じく


「市場の復讐」を受けたわけです。



そしてこの水野忠邦の「贅沢は追放せよ!」という政策は

結果として今の日本と同じで自殺者急増を招き


捨て子を激増させて


社会不安を作り出し、何も生み出しませんでした。


水野は当時「米価格がさがるのに 他の物価はあがる、なぜだー」


と必死にそれに抵抗しようとしましたが


彼は「市場の法則を理解していなかったために」

何もできず、負けていったわけですね。


この水野忠邦の前にある程度「短期的に」成功したと

彼が勘違いしていた事例があったのですが


この水野が取っていた考え方が


「伝統主義」って考え方です。


「伝統に従っていればなんでも正しい」

って考え方ですね。


「今までのやり方をやり続けていれば成功する」


っていう考え方ですが


が、時は常に変化します。市場も常に変化します。


だからそんなのないわけです。


この「過去に行われてきたからそれが正しい」とする

思想を伝統主義、と言うのですが


それが実は今の日本の官僚機構の問題ですね。



たとえば、これは分かりやすいのが

やはり道路工事ですよ。



今、道を走れば日本ではクレイジーなくらいに

道路工事をしております。


これは財務省だったり国土交通省の人らが

「高度成長をもたらした当時の諸政策が正しいと

適切だと思い込んでる」


政策であるわけですが


なぜ当時そういう経済の舵取りが成功したのか?


というとその理由は財政投融資による重化学工業への

重点的な設備投資ってのが

当時の時代にあっていたし、そして道路の整備も


それが高度経済成長の原動力となっていました。


しかしいまや重化学工業なんて産業の基幹とはいえなくなってるし

また財政投融資も腐敗しております。


が、それでもこの前安倍が財政投融資などを活用した

公共事業を行おうとしている、と言うニュースが出ておりました。


これは後ろで「伝統主義」を引きずる

官僚がアドバイスしているのでしょう。


時が経てば高度成長期とは違う舵取りが必要なわけですが

今ならやはりITやらFINTECHやらAI分野になるわけですが

ここには投資せずに


「問題ない道を掘って埋める」

というのをこの数年ずーっとやり続けておりますが


それは効果が出ておりません。


こんな効果ないことを続けているその思想の背景には

後ろの「伝統主義」ってのが官僚機構にあるわけですね。


それでこの「後遺症」として今の日本に残っているのが


「超肥大化した官僚機構」であります。


戦後の日本の特徴が公共事業主導型の経済でありますが



この過程を経て、中央官庁の権力構造は

以前と比較にならないほど強大に肥大して

大きくなっておりまして


それがこのメールを書いている2016年の

今でも日本で糸を引いております。

ちなみに日本の大企業も日本の官僚機構のひとつとさえ

言えるかも知れません。



例えばト○タなんかは実際は政府が円安誘導をしてあげなければ

赤字なわけですが


どうもト○タなんかは消費税還付とか政府の誘導策なんかが

なかった場合、赤字決算をずっと続けている可能性が高く


本来これは市場に淘汰されていたはずの企業かもしれません。


日本の銀行なんかもそうですね。



それで、例えば私たち個人が

「よし、これから銀行業するぞ」とか

「よしこれから自動車を作って売るぞ」とか


「よし、これから証券業するぞ」

とか


起業が出来るだろうか?という話なわけです。


日本では公的部門と私的企業、とくに大企業が

公的部門と大きく癒着しておりまして


ここでは実は資本主義なんて機能しなくなっているわけです。


これは「前期資本主義」の形態と言えるのですが

日本は前期資本主義の形態です。


公的部門が私的企業に命令を下し、そしてこの

公的部門とくっついた私的企業=すなわち政商


というのが競争や市場の淘汰にさらされず亡霊のように

生き残っております。


ここでは当然イノベーションも生まれませんし

また市場の多くの分野を役人とその企業が占有しておりますので


若者には起業チャンスがないとなっています。


若者に残されたのは法律的にグレーなエアビーとか

アフィリとか輸入ビジネスとかせどり・・・でしょうか。


私たち民衆がじゃあこれから道路工事をもっと効率的に

IT使ってやって、それで起業して儲けるぞ

となってもなかなかできないようになってるわけですね。



実は日本で起こってるのはこの

「公的部門による民業の圧迫」でありまして


これは資本主義でもなんでもなく、これを

社会主義と呼ぶのですね。


日本の体制というのは社会主義がベースとなり

封建制が入り混じり、そこに資本主義がお面のような

顔として一応 表向きフロントとして存在してるような


状況でして、これを前期資本主義というのだけど

それはナマズとおたまじゃくし、みたいなもので


おたまじゃくしはナマズになれませんが

似て非なるものであります。



これが日本を貧困化している本当の、本質であり

原因であります。



そして今の日本は上にあげた例である

スターリン時代とかあとは徳川家時代の


「市場統制」を今も同じようにやり続けているわけですが


これはやはり歴史が示すとおり

やはり「市場の復讐」を受けるわけですね。


そこでの被害者は民衆なわけです。

この根本的な「官が民に命令を下す経済体制」

というのが今でも全く変わっていないわけでありまして



だからこれは歴史の冷酷な法則の通り

失敗するわけです。


だから日本のさらなる貧困化というのは

免れないという分析結果が

出てくるわけです。


今の日本に何が足りないか?といえば

それは実は資本主義の精神性でありまして、


よく「資本主義は終わった。これからは共産主義だ」

と言う人が暗躍しているけども


「いやいや、資本主義はまったく日本では始まってもいない。

一度たりとも 日本には資本主義というものはなかった。

公的部門が私的企業に命令するのが本当に

資本主義だと思うのかね」


という話なわけです。


多くの新興国が資本主義の研究をしてそれを

根付かせようとしておりますが

その国際競争の中で日本だけがやたら貧困化していってるのは


やはりこの部分の研究が足りていないというところと


今の公共事業に見られるような伝統主義であったり

また「お上=役人がやれば市場は統制するのだ、うまくいくのだ」


という大きな役人の思い上がりというのがある、と言えます。


これに苦しんでるのは若いやつらだったり

なかなか貧困から這い上がれない人たちであったり


であります。



そして市場は常に変わっていきます。


諸行無常と言う言葉がありますが

市場も常に変わっており、一緒であることはないのですね。


法則性はあるものの、市場は常に変化するわけです。



だからこそ「市場」に関する理解がこれから

必要になるわけですね。


投資知識、投資リテラシーをつけましょう

というのは最近アメリカの草の根で言われだしている言論なのですが


それはこの「市場」の重要性が人々に

理解されだしたからであります。


そして人類は資本主義というのを全然まだ発展させておりませんし

むしろITの登場でようやく資本主義に必須な完全情報などの

条件が最近徐々に整いだしているということです。


日本では「市場は操作するもの」だけど

それは必ず復讐されるわけです。


アメリカも日本も欧州も市場を操作しようとしておりますが

これは歴史の教訓から必ず復讐を受けます。


その中でこれから個人はどう考えて、資本主義の市場を

理解して生き残るか?っていう話になってきますね。



そして金融や経済を統制しよう、と今の日本が

まさにそうやって動いておりまして

江戸時代の水野忠邦の再現のような時代になっておりますが


これは市場の復讐を受けまして、人々を貧困化させていく

という未来がしっかり私たちには見えるわけですから


じゃあ今どう動くか?という

考え方を私なんかはしております。



金融や社会を統制しよう、としてもそれは

やはりうまくいかないわけでして


だからこそこの今の日本の統制を当たり前と考えるのではなくて

「なんかおかしいよね」

と理解できることも大事だと思います。


資本主義についてはすごい深い部分なので、


これはちょくちょくさらに深く扱っていきますね。


それではまた!





◎◎









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🎯
【私見】

警察は、権力のヒモであるということなのでしょうね!警察は市民警察になることを求めていくべきなように思います。

性産業は、夫婦愛のもので外部に出すものではないと、スーパーエネルギーマネージャー高峰が思います。夜仕事できない性産業には、ヤクザが絡んでいることが思いと思うし、芸能界もヤクザとの繋がり深いことは、知られています。

だから、警察は、性産業を泳がしていたこともあるのだから、取り組みは、市民警察としてものであれば、よいわけであろうと考えます。

本気になることは、必要になってきているからではなかろうか?と思うのです。

今回都知事になられた方は、市民警察としての行政指導されることをお願いしたいと、スーパーエネルギーマネージャー高峰であります。

7月31日に都知事候補者のうち、どの候補者が市民警察としての行政指導してくれる方であるかも、考慮しながらの選択しなくてはならない時世の東京都都知事選でもあるのかあ!と感じます。


この投稿者のご意見である統制社会は、うまくいかないとスーパーエネルギーマネージャー高峰も思います。

しかし、夜仕事人間の自然人としては、不自然なのだから、警察の取り締まりある程度は必要のように思います。寝る時間帯なのが自然なのではなかろうか?

スマートフォン規制は、おかしいものであるように思う。時世がスマートフォンを作り出し、広まったわけですから、時代あった、休憩場所を設けて、スマートフォン使える施設なり、場所を増やしていくことが行政のすることのように思われます。

いずれにしても、ワクワクできる未来像を描いて欲しいと思ったのあります。


経済のことは、詳しくはわかりかねますが、参考にはなるのでは!

と、スーパーエネルギーマネージャー高峰であります。



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【ストーリー思考がもたらす5つの仕事力・その1・ストーリーは頭にこびりつく。】



【たった一つの名言があなたの生き方を変える】



努力が楽しくなる名言集【仕事、勉強、人間関係】
【名言集】
あなたのゴール設定に役立って欲しいなう!
スーパーエネルギーマネージャー高峰です。

聴いてみましたという方スーパーエネルギーマネージャー高峰は毎日聴いて、元気もらっています。




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株式会社オフィステイテイエス 高峰 関次郎 - Buzip 東京の社長.tv http://buzip.net/tokyo/office-tts/president/

🌋夢実現😃🍀
思考の限界をあっさり超える、簡単な方法を初公開



ブログ

最近では島高校生野球球児がこの方法で甲子園キップを手に入れていますよ!


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フューチャーマツピング甲子園初出場が決定!17人の島の子が起こした奇跡の物語
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21世紀枠で、
春の選抜甲子園大会へ出場決定

瀬戸内海に浮かぶ、人口3万人ほどの
わずか17人の島っ子たちが
離島・小豆島で起こした奇跡

夢実現する簡単な方法を芸能界で初公開する。


ビジネスの世界だけでなく、
教育、さらには部活指導にまで広がり、

この夏、
全国の中学・高校の進路指導の
先生方がご覧になる

公益財団法人 日本進路指導協会 発刊の
季刊誌【進路指導】’15年夏希号にも、
キャリア教育の実践で使えるワークシート

として実践例が紹介された
神田昌典 開発、日本発の課題達成メソッド
フューチャーマッピング。


実は、このフューチャーマッピングの思考プロセス に、その秘訣が隠されています。と、言われていました。

そこでスーパーエネルギーマネージャー高峰は、かなり前から、著書だけからの学びからの実践であるため完成なものでないかもしれないが、効果ありましたことを報告しておきます。

🍀

『オフィステイテイエスは、この方法を実践してきていました!。

それが、今回の講義でありました。動画は一部です。時間が足りたくて高峰が知るすべてを話せなかったですが参考してください。』

高峰より!

さらに、
NTT、トヨタ、ソニー、人事院
一流組織の方も多くメンバーも実践され、
今年は英語版として、155カ国で
自宅学習通信講座が販売へ。


ビジネスの世界だけでなく、
教育、さらには部活指導にまで広がり、

この夏、
全国の中学・高校の進路指導の
先生方がご覧になる

公益財団法人 日本進路指導協会 発刊の
季刊誌【進路指導】’15年夏希号にも、
キャリア教育の実践で使えるワークシート

として実践例が紹介された
神田昌典 開発、日本発の課題達成メソッド
フューチャーマッピング。


実は、このフューチャーマッピングの
思考プロセス に、その秘訣が隠されています。と、言われている方法でもあります。
動画
🍀


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