11月26日
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【ゴーン逮捕で日本とフランスの関係はどうなる?】
鳥居先生のブログ紹介になります。
『ポジティブ・ライフスタイル』 のススメ 第1704回
こんにちは!
スピード・ブランディング の 鳥居 祐一 です。
本日は、
ゴーンショックから4日経ちましたので
このテーマで書きたいと思います。
ということで
「ゴーン逮捕で
日本とフランスの関係はどうなる?」
というテーマでお届けします。
骨太の長文記事を書きましたので
興味のある人だけお読みください。
ご存知の通り、
日産自動車のゴーンCEO
が逮捕されました。
ゴーンを支えたのが、
一緒に逮捕された日産の
代表取締役のグレッグ・ケリー。
もともと日産の社員だった
ケリーは人事畑の出身。
ゴーンが日産とルノーのCEO
を兼務するようになった頃から、
側近として抜擢された。
ケリーは代表取締役でありながら、
アメリカ在住で
業務の執行には関わらず。
社内でも
「何の仕事をしていたのか
わからない存在」
だったといわれています。
おそろくは資金繰りを含め、
ゴーン氏の身の回りの世話
をしていたと言われています。
弁護士で悪知恵が働き、
しかも忠実な YES MAN 。
「ゴーンに気に入られた」
という理由だけで
社長に抜擢されたという人物です。
ゴーンが日産を再建するため
ルノーから乗り込んで
来たのが19年前。
古株の役員を一掃し、
「系列」を解体し、
工場も閉鎖した。
結果 V 時回復したとはいえ、
大ナタを振るう姿は、
「日本的経営」の常識を
根底から覆したのは、
当時から賛否両論でした。
じつは今回の問題は、
一企業のトップの横領事件
ではありません。
下手したら
フランスVS日本の経済戦争にも
発展しかねない
大きな事件なのです。
元々はルノーというのは
フランスの公営企業でした。
戦後1945年から1990年
までの45年間は、
「株式会社」ではなく
「国営ルノー公団」でした。
そして民営化後もフランス政府が
ルノー株の大株主となっており、
現在でも15%を保有して
議決権も持っています。
マクロン政権としては、
ルノーが「グローバル経営」
を行うよりは、
フランスの国益を重視して
ほしいという立場を取っています。
すなわちフランス政府としては、
ストレートに言ってしまえば、
国内向けの車は
フランス国内で製造して、
雇用創出をして欲しいのです。
しかしゴーン体制では
グループ経営の最適化を求めて、
もっと製造コストの安い国
での製造を進めていました。
日本サイドとしては、
確かに巨額の負債を抱え、
高コスト体質を改善できずに
危機を迎えていた日産
を立て直したゴーンへの
一定の評価はあるでしょう。
しかし一方で、強引な経営策に
内外から不満の声が
噴出していました。
経営陣と労組の争いに
外から入ってきて、
いきなり2万人のリストラと
5つの工場閉鎖を
断行しました。
『日産の業績を
奇跡的にV字回復させた』
と言われるけど、
その陰に大勢の解雇者がいる
ことに納得できない社員も
多かったのは事実です。
日産社内外からも
ドライで日本的経営から逸脱した
ゴーン体制からの脱却
を模索していたのでしょう。
さて今回の事件は、
資本関係を見てもわかるように、
ゴーンの後ろにはフランスがいます。
かつてはルノーに
助けられた日産ですが、
今や立場は逆転。
技術力の差は歴然で、
今やルノーの一人あたりの生産性は、
日産の半分しかありません。
ルノー単独では生き残るのは難しく、
日産の売上に大きく頼っている
のが現状です。
しかしルノーが、
日産株の43%を所有している以上、
日産は事実上、
フランスが経営しているようなもの。
フランス政府はゴーンを派遣して
潰れかけていた日産や三菱
を救ってやったのだから、
ルノーが苦しくなった現状は、
日産や三菱を利用してもいい
と思ったとしても不思議ではない
かもしれません。
仏政府はルノーの最大株主であり、
マクロン大統領は
2015年に経済大臣だった時から、
大株主であることを利用して、
ルノーに経営介入してきました。
昨年、仏大統領になったマクロンは、
これまで提携関係にあった3社を
ルノー主導で合併して
「世界最大の自動車会社」にする
野望がありました。
同時に日本側2社のおいしいところを
フランス側に吸い上げ、
フランスの雇用拡大や経済成長
につなげたかったのです。
フランスは、ドイツと並ぶ
EUの主導役です。
しかしドイツが経済力において
フランスをかなり凌駕している
ことは間違いありません。
つまりEUの盟主はあくまでも
ドイツであり、フランスは脇役
なのです。
それを変えたい野心家の
マクロン大統領。
彼は今年2月に
ゴーンがルノー会長の任期
を更新できるかどうか
というタイミングで、
ルノーが日産・三菱を
併呑することを条件に、
ゴーンのルノー会長続投を
了承したといわれてます。
ゴーンはそれまで、
日産・三菱の社員のやる気が
低下するので、
ルノーによる併呑に消極的でした。
しかし今年2月以降は、
自分の保身と権力維持のために
そしてフランス政府に続投の
お墨付きをもらうために、
日産三菱を併合する方向に
進み出しました。
仏政府は、
ルノーの15%の株主
でしかないですが、
マクロン自身が経済相の時に
作った法律により、
じつはルノーでの発言権は
30%あります。
ルノーが、日産三菱を併合して
「世界最大の自動車会社」
になれば、
経済面でフランスが、
ドイツに負けていないことを
見せつけられる。
これはマクロンの悲願と野望
と言っていいでしょう。
ゴーンが逮捕されなければ、
来年夏までには日産と三菱が
ルノーに食われて
「フランスの会社」
になっていた可能性も
あったのです。
今回のクーデターは、
日産の20年のゴーンへの怨念と
日本国政府がフランスへの対抗心
を示した経済戦争ともいえます。
今後ですが、
ルノー日産三菱の3社の会長
を兼務していたゴーンは、
ワンマン経営者で、
3社の合併を推進する大黒柱でした。
ゴーンがいないと、
3社は合併どころか
アライアンス維持も
難しくなります。
ゴーンは保釈後、
ルノーの会長には
戻れるかもしれません。
しかし日産と三菱からは
排除されていくでしょう。
今回、日本政府は、
日仏関係の悪化にもかまわず、
日産と三菱を守ることにしました。
これは国益を考えると
素晴しい政治判断だと思います。
もしルノーがアメリカ企業だったら
こうはいかなかったでしょう。
そして今回の事件は、
フランスが嫌いな
トランプ大統領も
喜んでいるでしょう。
この結末はどうなるのか?
注目したいともいます。
今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました!
(株)スピードブランディング 鳥居 祐一
【苫米地英人博士の最近の言葉】
#914
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【瞑想は、やけ酒と一緒。】
だと、苫米地英人博士です。次のように解説されます。
『煩悩は悪いものじゃない。人間は、煩悩がなければ滅亡するわけだからさ。
でも宗教が偉いわけでもない。別な煩悩に置き換えただけだってこと。
煩悩を否定すると言ったって、「君は悟りたいっていう煩悩が思い切りあるから子どもを作ることをやめているだけでしょ。」って俺は思うけど。
で、そこに気づいて新しいムーブメントとして起こったのが大乗仏教だったわけ。
だから、小乗の場合は座ったまま気持ちよければいいという瞑想だけ続ける人たちで、釈迦はそれはおかしいと思って立ち上がって説教して回ったわけだ。
だから、大乗なわけでしょ。あと、瞑想すればIQが上がるけど、その高いIQをなんのために使うか、でしょ。
犯罪のためにIQを上げられても困るわけだ。だからIQだって道具にすぎないってこと。
IQが高いからいいわけじゃない。
結局、そもそもなんで瞑想をやりたいの?ってことを考えてみないと。それに瞑想は問題解決の手段じゃないんだよ。
みんな瞑想したら悩みが消えるって思ってない?ないない(笑)。
それは「悩みがあるから酒を野村証券」のとなんの差もないこと。』
と、苫米地英人博士です。
#913
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【瞑想は、高尚なものではなく、ただの煩悩。】
だと、苫米地英人博士です。次のように解説されます。
『そもそも「宗教をやってないのになんで瞑想するの?」って思わない?」ただ気持ちよくなりたいとか、リラックスしたいますだけなら、そんなアプリいっぱいあるし、アメリカのワシントン州とコロラド州に逝けば、マリフアナは合法だよ(笑)。
宗教をやっている人が瞑想するはやるのは、宗教的目的としての解脱であり、悟りであり、神との一体というのがある。
でも宗教をやっいない人の瞑想って気持ちいいっていうだけでしょ。または、せいぜい悩みがなくなるとか、スゴくリラックスするとかの話。
それってただの煩悩だせ。意味ある?瞑想は高尚なものでもなんでもなく、ただの煩悩。時間の無駄ってことね。
だって、解脱とか悟りの境地を求めるのは宗教だったらいいよ。俺の知っている若いお坊さんは1日8時間とか瞑想をやってるからね。
まあ、8時間はやりすぎで、逆に煩悩がだいぶ入ってきちやっているかもしれないけど、修行中だからそれも含めていいわけ。だし、そもそも俺は宗教そのものが煩悩の魂だと思ってるからね。
悟りたい、解脱したいっていう煩悩だから。二度とこの世に生まれ変わりたくないっての煩悩でしょ。巷でいえば。』
と、苫米地英人博士です。
#912
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【瞑想の目的は神と一体になること。】
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【瞑想の目的は神と一体になること。】
だと、苫米地英人博士です。次のように解説されます。
『観音さまの言葉や姿がイメージできたら成功とみなすのね。実際、天台宗とかでは常行三昧というのがあり、お堂に篭って90日間、阿弥陀仏の周りを回るのね。
で、やり終えた時に「何が見えたか?」と聞かれる。そこで阿弥陀仏さまが見えたといえば、君は修行を終えたことになるわけ。
その時にハンバーガーが見えましたっていうのはアウト(笑)。ということは「何かが見えていいわけ。
「何も見えませんでした」ではないの。
その時にその修行で想定されている、神様、仏様の形が見えれば成功で、それも瞑想だってことね。
密教系は大体ことちの見方の瞑想。禅宗系はハードコア系だから見えない方の瞑想。
どっちにしても、その宗教で許された対象があって、それ以外の思念は全部「喝」なのね。
それが瞑想の伝統。宗教行為そのものが瞑想なんたまよ。』
と、苫米地英人博士です。